スペーシアの荷室寸法は？フラット機能で広がる荷室スペース

「スペーシアの荷室寸法はどのくらい？」と気になっている方へ、この記事ではスペーシアの荷室寸法や広さ、車体サイズ、さらにはシートアレンジによる収納力まで詳しく解説します。軽自動車ながらも広々とした空間を持つスペーシアは、日常使いからレジャーまで多様なニーズに応えるモデルです。「スペーシアの荷室寸法は？・基本情報」や「スペーシア荷室フラットについて教えて？」といった疑問に加え、N-BOXやハスラーとの比較、さらにはスペーシアの弱点までカバーします。スペーシア選びに役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

スペーシアの荷室寸法は？・基本情報

スペーシア・基本情報

項目	スペーシア HYBRID X 2WD・CVT	スペーシア HYBRID X 4WD・CVT
メーカー希望小売価格	1,771,000円～2,027,300円	1,890,900円～2,147,200円
駆動方式	2WD（前2輪駆動）	フルタイム4WD
トランスミッション	CVT	CVT
全長（mm）	3,395	3,395
全幅（mm）	1,475	1,475
全高（mm）	1,785	1,785
室内長（mm）	2,170	2,170
室内幅（mm）	1,345	1,345
室内高（mm）	1,415	1,415
ホイールベース（mm）	2,460	2,460
最低地上高（mm）	150	150
車両重量（kg）	880	930
燃料消費率（WLTCモード）	23.9 km/L	22.4 km/L
乗車定員（名）	4	4
エンジン型式	R06D型	R06D型
エンジン出力	36kW (49PS)/6,500rpm	36kW (49PS)/6,500rpm
最大トルク	58N・m (5.9kg・m)/5,000rpm	58N・m (5.9kg・m)/5,000rpm
燃料タンク容量（L）	27	27
使用燃料	無鉛レギュラーガソリン	無鉛レギュラーガソリン
モーター型式	WA04C	WA04C
モーター出力	1.9kW (2.6PS)/1,500rpm	1.9kW (2.6PS)/1,500rpm
モーター最大トルク	40N・m (4.1kg・m)/100rpm	40N・m (4.1kg・m)/100rpm

この表は、スペーシア HYBRID X 2WDおよび4WDバージョンの主な仕様をまとめたものです。購入を検討されている方は、どちらの駆動方式が自身のニーズに合っているかを参考にしていただければと思います。

スペーシアの荷室寸法と広さ

ラゲッジルームの高さと奥行き
スペーシアの荷室は、背の高い荷物にも対応できる高さが特徴です。

• 高さ：1,110mm
• 奥行き：セカンドシート展開時320mm〜540mm、セカンドシート収納時1,380mm、助手席シート収納時2,070mm

荷室の横幅
ラゲッジルームの横幅はタイヤハウスの影響で2段階あります。

• タイヤハウス間：890mm
• サイドトリム間：1,150mm

シートアレンジでの荷室拡張
セカンドシートを前にスライドしたり、完全に収納することで、荷室の広さを調整できます。

• 奥行き：セカンドシート収納時1,380mm、助手席シート収納時最大2,070mm

大きな荷物にも対応可能
シートアレンジを使うことで、スペーシアは大きな荷物や長さのある荷物にも対応できます。
たとえば、自転車を立てたまま積むことも可能です。

荷室の弱点
荷室の奥行きは少し狭く感じる場合があり、特に荷室の床面がカーペット生地であるため、汚れやすい点は注意が必要です。

まとめ
スペーシアの荷室は、広さと高さが際立っており、日常の買い物からレジャーまで幅広いシーンに対応できる使い勝手の良さを持っています。

スペーシアの内部寸法

スペーシアは軽自動車ながら非常に広い室内空間を持っており、特に室内の高さが特徴的です。以下はスペーシアの内部寸法の詳細です。

1. 室内長
   • 2,155mm
2. 室内幅
   • 1,345mm
3. 室内高
   • 1,410mm
4. 運転席寸法
   • 高さ：約1,200mm
   • 幅：約500mm
   • 奥行き：約1,000mm
5. 助手席寸法
   • 高さ：約1,200mm
   • 幅：約500mm
   • 奥行き：約1,000mm
6. 後席寸法
   • 高さ：約1,200mm
   • 幅：約1,200mm
   • 奥行き：約1,100mm

スペーシアの内部寸法は、特に高さが1,410mmと広く、乗員がゆったりと過ごせる空間を提供しています。軽自動車でありながら中型ミニバンに匹敵する室内の広さがあり、長距離ドライブやファミリーでの利用にも最適です。

スペーシアの荷室寸法は？・よくあるQ&A

スペーシアの車体のサイズを教えて？

スペーシアは軽自動車の規格に沿ったサイズを持ちながら、広々とした車内空間を提供しているのが特徴です。以下に、スペーシアの車体サイズを詳しく紹介します。

1. 全長
   • 3,395mm
2. 全幅
   • 1,475mm
3. 全高
   • 1,785mm（通常モデル）
   • 1,800mm（HYBRID X 2トーンルーフパッケージ装着車）
4. ホイールベース
   • 2,460mm
5. 最低地上高
   • 150mm

これらのサイズは軽自動車としては最大限の空間を提供し、車内のゆとりや収納力を確保しながら、狭い道や駐車場でも取り回しがしやすいデザインとなっています。

荷室フラットについて教えて？

スペーシアは、軽自動車でありながら広々とした荷室空間を持っていることが大きな特徴です。さらに、荷室フラット機能によって、シートアレンジを工夫することで荷室をフラットにでき、さまざまな荷物を積み込むことが可能です。

1. シートアレンジによるフラット化
   • スペーシアの後部座席は「ワンタッチダブルフォールディングリアシート」機能があり、簡単に倒してフラットな状態にできます。シートを折りたたむことで、広い荷室空間を確保し、大型の荷物や長いものも積みやすくなります。
2. フルフラット状態の荷室サイズ
   • セカンドシートを完全に倒すと、荷室の奥行きが最大で1,380mmまで拡張されます。さらに、助手席を収納すれば、最大2,070mmの長さの荷物を積み込むことが可能です。この広さは、サーフボードや長い家具、アウトドア用品なども楽に積載できるレベルです。
3. フラットな床面の利点
   • スペーシアの荷室フラット機能は、床面を平らにすることで、荷物の積み下ろしがしやすくなります。重い荷物でも引っかかりなくスムーズに出し入れできるため、普段の買い物や旅行、キャンプなどで便利に活用できます。
4. 家族やレジャーにも最適
   • 荷室をフラットにすれば、ベビーカーやキャンプ用品など、かさばるものも気軽に載せられます。特にファミリーカーとしての利用にも適しており、シートアレンジを駆使することで、乗員数や荷物に応じた柔軟な対応が可能です。

スペーシアの荷室フラット機能は、軽自動車でありながら多用途に使える点が大きな魅力となっています。

スペーシアとN-BOXどっちが広い？

スズキ・スペーシアとホンダ・N-BOXは、どちらも軽スーパーハイトワゴンの中でトップクラスの広さを誇る車種です。軽自動車の規格内で可能な限り広い室内空間を実現していますが、両者の間には微妙な違いがあります。

1. ボディサイズの比較
   • ホンダ N-BOX
     • 全長：3,395mm全幅：1,475mm全高：1,785mm
     スズキ スペーシア
     • 全長：3,395mm全幅：1,475mm全高：1,785mm
   両車のボディサイズはほぼ同じですが、N-BOXのほうが全高がわずかに高いです。
2. 室内寸法の比較
   • ホンダ N-BOX
     • 室内長：2,125mm室内幅：1,350mm室内高：1,400mm
     スズキ スペーシア
     • 室内長：2,155mm室内幅：1,345mm室内高：1,415mm
   室内寸法を見ると、スペーシアのほうが室内長と高さが若干広いことがわかります。特に高さが1,415mmあるため、頭上の空間が広く感じられるでしょう。
3. 荷室の使い勝手
   • 両者ともに荷室は広く使いやすい設計ですが、N-BOXのほうがリアゲートの開口下端部の高さが470mmで、スペーシアの510mmよりも低いため、重い物や大きな物を積みやすいというメリットがあります。一方、スペーシアは高さがあるので、荷物を積み上げることが可能です。
4. 後席の使い勝手
   • N-BOXの後席はスライド機能があり、スライドさせた際の足元空間が広くなります。スペーシアも後席のスライドが可能ですが、N-BOXに比べると若干狭く感じる場合があります。
     

両車の室内スペースは非常に似ていますが、スペーシアは少し長く、少し高いという点で、室内の広さでは優れています。一方、N-BOXは荷室の使いやすさや後席の足元空間でわずかに優れている点があり、特に荷物の積み下ろしや座席の快適さにこだわる方にはN-BOXが適しているでしょう。どちらも非常に広く快適な車内を持つため、使用目的に応じた選択が重要です。

スペーシとハスラーどっちが広い？

1. ボディサイズの比較

まず、スペーシアとハスラーのボディサイズを比較してみます。

• スペーシア：全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,785mm
• ハスラー：全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,680mm

このように、全長と全幅は同じですが、スペーシアのほうが全高が105mm高く、頭上のスペースに余裕があります。室内の広さに直結するため、スペーシアは室内が広く感じられます。

2. 室内寸法の比較

次に室内寸法を比較します。

• スペーシア：室内長2,170mm、室内幅1,345mm、室内高1,415mm
• ハスラー：室内長2,215mm、室内幅1,330mm、室内高1,270mm

スペーシアは室内の幅と高さでハスラーを上回り、特に頭上の空間が広いため、より開放感があります。一方、ハスラーは室内長が少し長く、奥行きのある空間を提供します。

3. 荷室の使い勝手

荷室の高さと奥行きにも違いがあります。

• スペーシア：高さ1,110mm、奥行き320～540mm（シートアレンジで1,380mmまで拡張）
• ハスラー：高さは低めですが、シートアレンジで奥行きを確保できる

スペーシアは、シートを倒すことで荷室の高さを生かして大きな荷物を縦に積むことが可能です。ハスラーは高さこそ控えめですが、シートアレンジで奥行きを広げることができ、アウトドア向けの荷物を積むのに適しています。

4. まとめ：どちらが広い？

広さで言うと、室内の開放感や高さを重視するならスペーシアが優れています。特に家族向けや、日常的にたくさんの荷物を積む場合に便利です。一方、ハスラーはSUVらしい使い勝手を重視しており、アウトドアやアクティブなライフスタイルに向いた荷室の奥行きが特徴です。

どちらを選ぶかは、室内の高さや広さを重視するか、荷室の奥行きやアウトドアの利便性を重視するかによります。

スペーシアの弱点は何ですか？

スズキ・スペーシアは、軽自動車として非常に優れた機能性と快適さを備えた車ですが、他の車と同様にいくつかの弱点もあります。以下にスペーシアの主な弱点をまとめました。

1. エンジンパワーの不足
   • スペーシアは軽自動車であるため、エンジンは小型で、総排気量は約660ccです。このため、高速道路や坂道での加速力やパワーがやや不足する場面があります。特に乗員や荷物が多くなると、加速力が鈍く感じられることがあるため、パワーを重視するユーザーには物足りなさを感じるかもしれません。
2. 横風や車体の揺れに弱い
   • スペーシアは車高が高く、スーパーハイト系ワゴンの特徴である大きな車内空間を持つ一方で、横風や強風が吹くと車体が揺れやすいという弱点があります。特に高速道路走行時には、風に煽られやすく、安定性が低下することがあります。この点は、風の強い地域での運転時に注意が必要です。
3. ラゲッジスペースの横幅の制限
   • スペーシアの荷室は高さに関しては非常に広く優れていますが、横幅に制限がある点がデメリットとなります。タイヤハウスが張り出しているため、荷室の下部分の横幅は狭く、長尺物や大型の荷物を積み込む際に、横幅が不足することがあります。
4. 走行時の静粛性
   • スペーシアは軽自動車としての経済性や快適性に優れていますが、車内の静粛性に関しては上級車と比べると劣ります。特に高速走行時にはエンジン音や風切り音が気になりやすく、騒音が車内に入り込むことがあります。静粛性を重視するユーザーにとっては、もう少し改善が必要と感じられるでしょう。
5. 軽自動車ならではの限界
   • スペーシアは軽自動車規格の中で工夫されているものの、やはり乗車定員が4人までであったり、長距離走行や荷物を大量に積んだ際の安定性において、普通車には敵わない部分があります。特に長距離のドライブやアウトドアに頻繁に使用する場合、スペースや走行性能に物足りなさを感じることがあります。

これらの弱点を考慮しても、スペーシアは日常的な使い勝手の良さや、燃費、価格帯での魅力が多く、軽自動車としては非常に優れた選択肢です。ただし、特定の用途や要求によってはこれらの弱点を把握した上で検討することが重要です。

スペーシアの荷室寸法は？フラット機能で広がる荷室スペース・まとめ