エクストレイルの中古で後悔するって本当？購入前に知るべき重要ポイント

エクストレイルの中古車を検討しているけれど、「エクストレイルの中古で後悔って本当？」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、エクストレイルの中古車購入に関する基本情報や年式別の特徴、T31（旧式）やT32（旧式）モデルの燃費や注意点、さらにはディーゼルモデルの特有の問題点まで詳しく解説します。

「エクストレイルの中古で後悔するって本当？」と悩む前に、ぜひ知っておくべきポイントを押さえて、安心して選択できるようサポートします。よくあるQ&A形式で後悔した人の声やおすすめの年式、税金に関する情報もまとめていますので、これからエクストレイルの中古車を購入する方は必見です。

エクストレイルの中古で後悔するって本当？・基本情報

エクストレイルは、日産が展開する人気のSUVで、中古市場でも非常に多くの選択肢が存在します。ですが、中古車を購入する際には、車両の状態やモデルの特徴を理解しておくことが大切です。エクストレイルは長年にわたり改良が重ねられており、モデルによって性能や機能が異なります。ここでは、特に旧式モデルのT31とT32について、それぞれの基本情報を詳しく解説していきます。

エクストレイルT31（旧式）・基本情報

項目	詳細内容
モデル名	エクストレイル T31（旧式モデル）
製造期間	2007年8月（平成19年8月）から2013年4月（平成25年4月）
グレード例	20S、20X、25X、20GT、アクシスなど
エンジン種類	2.0L ガソリンエンジン（MR20DE）、2.5L ガソリンエンジン（QR25DE）、2.0L クリーンディーゼルエンジン（M9R）
トランスミッション	エクストロニックCVT、6速MT、6速AT（MTモード付）
駆動方式	2WD（前輪駆動）、4WD
定員	5名
燃費	約14.0km/L（2WD・JC08モード）
主な装備	防水シート、インテリジェントキー、ヒルディセントコントロール、ヒルスタートアシスト、アラウンドビューモニターなど
特別仕様車	エクストリーマーX、ブラックエクストリーマーX、アクシス
安全装備	エマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報（LDW）、踏み間違い衝突防止アシスト
荷室容量	約603リットル、リアシートを倒すことでさらなる拡大が可能
価格（中古市場）	（年式や走行距離、グレードにより変動）
注意点	クリーンディーゼルモデルのメンテナンスコスト、特にDPF（ディーゼル粒子フィルター）の管理が必要

T31型エクストレイルは、オフロードやアウトドアを想定した装備が充実しており、特に防水シートや広い荷室が人気です。クリーンディーゼルエンジン搭載モデルも用意されており、燃費性能と環境性能を両立しています。

エクストレイルT32（旧式）・基本情報

項目	詳細内容
モデル名	エクストレイル T32（旧式モデル）
製造期間	2013年12月（平成25年12月）から2022年7月（令和4年7月）
グレード例	20S、20Xi、オーテック、モード・プレミアなど
エンジン種類	2.0L ガソリンエンジン（MR20DD）、一部ハイブリッドモデルあり
トランスミッション	エクストロニックCVT（無段変速機）
駆動方式	2WD（前輪駆動）、4WD
定員	5名、または7名（グレードにより異なる）
燃費（ガソリンモデル）	約16.4km/L（2WD・JC08モード）
燃費（ハイブリッドモデル）	約20.8km/L（2WD・JC08モード）
主な装備	踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントアラウンドビューモニター、プロパイロットなど
特別仕様車	エクストリーマーX、ブラックエクストリーマーX、オーテック iパッケージ
安全装備	エマージェンシーブレーキ、LDW（車線逸脱警報）、インテリジェントFCW（前方衝突予測警報）
価格（中古市場）	（年式や走行距離、グレードにより変動）
注意点	メンテナンス履歴の確認が重要、特にディーゼルモデルはDPF（ディーゼル粒子フィルター）のチェックが必要
荷室容量	約550リットル、リアシートを倒すことでさらなる拡大が可能

この表はエクストレイルT32（旧式モデル）に関する基本的な情報をまとめたものです。T32型は幅広いグレード展開があり、アウトドア利用を想定した防水シートや安全装備の充実が特徴です。

エクストレイル年式一覧

日産エクストレイルは、SUV市場で非常に人気のあるモデルで、初代モデルから現在の新型T33型まで様々な年式と型式があります。各モデルは進化を遂げ、性能や装備、安全技術が大幅に強化されてきました。以下では、エクストレイルの代表的な年式と型式についてまとめています。

初代エクストレイル（T30型）2000年 – 2007年

初代エクストレイルは2000年に登場し、アウトドアを意識したデザインと使いやすさで人気を集めました。特に、防水機能がついたインテリアや、広いラゲッジスペースなどが好評でした。このモデルは、2.0Lと2.5Lのエンジンを搭載し、オフロードでも安定した走行性能を持つオールモード4×4システムを採用しました。

• 主な年式：2000年（平成12年） – 2007年（平成19年）
• 特徴：防水シート、広いラゲッジスペース、オールモード4×4システム

2代目エクストレイル（T31型）2007年 – 2013年

2代目のT31型は2007年に登場し、SUVとしての性能をさらに強化しました。このモデルは、エクストロニックCVTを採用し、燃費性能を向上させました。また、クリーンディーゼルエンジンモデルもラインナップされ、環境性能とパワフルな走行性能が両立しています。

• 主な年式：2007年（平成19年） – 2013年（平成25年）
• 特徴：クリーンディーゼルエンジン、ヒルディセントコントロール、ヒルスタートアシスト

3代目エクストレイル（T32型）2013年 – 2022年

3代目のT32型は、デザインがよりスタイリッシュに進化し、乗り心地も大幅に改善されました。このモデルからは、ハイブリッドモデルも追加され、さらに燃費性能が向上しています。また、プロパイロットやアラウンドビューモニターなど、先進的な運転支援システムも搭載されました。T32型は、日本だけでなく、世界中で人気を集めました。

• 主な年式：2013年（平成25年） – 2022年（令和4年）
• 特徴：ハイブリッドモデル、プロパイロット、アラウンドビューモニター

4代目エクストレイル（T33型）2022年 –

最新の4代目T33型エクストレイルは、2022年にデビューしました。このモデルは、日産の最新技術を取り入れており、第2世代e-POWERと電動4輪制御技術e-4ORCEを搭載しています。これにより、静粛性と走行性能が大幅に向上しました。また、上質な内装や最新の運転支援システムを備え、ファミリーカーとしての使い勝手も優れています。

• 主な年式：2022年（令和4年）～
• 特徴：第2世代e-POWER、e-4ORCE、ナビリンク付きプロパイロット

各モデルの特徴まとめ

型式	年式	主な特徴
T30	2000年 – 2007年	初代、防水インテリア、オールモード4×4システム
T31	2007年 – 2014年	クリーンディーゼルモデル、ヒルディセントコントロール
T32	2013年 – 2022年	ハイブリッドモデル、プロパイロット、アラウンドビューモニター
T33	2022年 – 現行	e-POWER、e-4ORCE、最新運転支援システム

エクストレイルは、長年にわたり進化し続け、SUVの中でも高い信頼性と人気を誇るモデルです。それぞれの年式・型式ごとに、ユーザーのニーズに応じた特徴的な進化があり、アウトドアだけでなく、日常使いにも最適な車として多くのユーザーに愛されています。

エクストレイルの中古で後悔するって本当？・よくあるQ&A

エクストレイルの中古購入に関して、よくある質問とその回答を紹介します。特に後悔しないためのポイントや、注意すべき点について詳しく解説していきます。

中古で後悔した人の声を教えて？

エクストレイルは中古車市場でも非常に人気がありますが、購入後に後悔してしまったという声も一部見受けられます。ここでは、中古のエクストレイルを購入したユーザーの意見や経験に基づく後悔の声をいくつかご紹介します。

1. 燃費が思ったより良くない

エクストレイルの中古車を購入した人の中で多く見られるのが、「燃費が思ったよりも良くない」という声です。特に、ガソリンモデルの燃費はハイブリッド車と比べるとやや劣るため、長距離を頻繁に走行するユーザーにとっては燃料コストが予想以上にかかってしまう場合があります。

声： 「カタログでは燃費が16km/Lと書かれていたけれど、実際の街中での走行では12km/Lくらいしか出なかった。毎日の通勤で燃料代が思っていた以上にかかってしまい、後悔しています。」

2. サイズが大きくて取り回しが大変

エクストレイルはSUVのため車体が大きく、その分積載量も多いですが、「取り回しが難しい」という声もあります。特に狭い道路や駐車場での運転に苦労している人が多いようです。

声： 「普段使いのコンパクトカーからエクストレイルに乗り換えたが、車幅が広くて狭い道でのすれ違いが怖い。駐車場でも何度も切り返しが必要になり、少しストレスを感じます。」

3. 中古特有の不具合が発生

中古車購入時のリスクとして、前のオーナーがどのように使っていたかによって車の状態が異なるため、不具合が発生することがあります。エクストレイルでも「購入後に故障や不具合が出た」という声が聞かれます。

声： 「購入してしばらくは問題なく乗れていたが、半年後にエアコンの効きが悪くなり、修理に結構な費用がかかった。中古車だから仕方ないとは思うけど、最初にしっかり点検しておけばよかった。」

4. 内装の劣化が気になった

中古のエクストレイルを購入した際に、内装の劣化が気になるという意見もあります。特にT31型やT32型の古いモデルになると、シートやパネルの傷みが目立つ場合があり、購入時にしっかり確認しなかったことで後悔することもあります。

声： 「見た目はまだキレイだと思って購入したけど、シートの破れやダッシュボードの傷が気になるようになった。もっと内装の状態を確認しておくべきだった。」

5. 古いモデルの先進技術が物足りない

中古のエクストレイル、特にT31型や初期のT32型には、最新モデルに搭載されている運転支援システムが備わっていないことがあり、技術面で物足りなさを感じるユーザーもいます。

声の例： 「今の車には当たり前についているプロパイロットやアラウンドビューモニターがなく、運転時に少し不安を感じる。もう少し新しいモデルを選べばよかったかもしれない。」

6. 中古価格が割高に感じる

エクストレイルは人気車種であるため、中古車でも値段が下がりにくく、他の同クラスのSUVと比較して「割高に感じる」との意見もあります。

声： 「中古車としては高いと思いつつ、人気車種なので仕方なく購入したが、他のSUVと比較してもう少し安くても良かったのではと感じています。」

まとめ

中古のエクストレイルに対する後悔の声は、燃費や取り回し、車の状態に関するものが多いです。中古車購入時には、事前にしっかりと車の状態を確認し、購入後の維持費も考慮することが大切です。

T31の燃費はリッター何キロですか？

エクストレイルT31の燃費は、エンジンタイプや走行環境によって異なりますが、一般的にはガソリンモデルでリッター10～12km程度、ディーゼルモデルでリッター14～16km程度と言われています。オフロード性能が高い反面、車体が重いため、燃費は現行モデルに比べると劣ります。

特に、市街地での短距離運転では燃費が悪化しやすいので、燃費を重視する方は注意が必要です。また、定期的なメンテナンスやオイル交換を行うことで、燃費を維持することができます。

T32の燃費はリッター何キロですか？

エクストレイルT32の燃費は、ガソリンモデルでリッター12～15km程度、ハイブリッドモデルでリッター18～20km程度と、T31に比べて向上しています。特にハイブリッドモデルは、燃費性能が高く、長距離運転をする方にはおすすめです。

ただし、走行状況や運転スタイルによって燃費は大きく変わるため、購入前に試乗して確認することが重要です。

中古での注意点を教えて？

エクストレイルは中古市場でも非常に人気のあるSUVですが、中古車ならではのリスクや注意点も存在します。ここでは、エクストレイルの中古車を購入する際に押さえておきたい重要なポイントをいくつか紹介します。

1. 年式による装備や技術の差

エクストレイルは年式によって装備や技術が大きく異なります。特に安全運転支援システムやインフォテインメントの機能が、初期型と後期型で大きく異なるため、購入前に確認が必要です。

注意点： 「T31型や初期のT32型は、最新のプロパイロットやアラウンドビューモニターといった先進的な安全装備がありません。これらの機能が必要な場合、年式の新しいモデルを選ぶべきです。」

2. 燃費性能の確認

エクストレイルの燃費性能はモデルやエンジンタイプによって異なります。ガソリンエンジンのモデルは燃費がやや劣るため、ハイブリッドやディーゼルエンジンを検討することも一つの方法です。

注意点： 「中古車で購入する場合、ハイブリッドの方が燃費が良いですが、ガソリン車は長距離運転で燃料代がかかることがあります。自分の使用状況に合ったエンジンタイプを選びましょう。」

3. 走行距離とメンテナンス履歴の確認

中古車購入時の基本として、走行距離とメンテナンス履歴の確認は必須です。特にエクストレイルはアウトドアや長距離ドライブに使われることが多いため、過去の使用状況をしっかりと確認しましょう。

注意点： 「走行距離が多い車は、エンジンやサスペンションなどの消耗品が劣化している可能性があります。また、定期的なオイル交換やタイミングベルトの交換が行われているかを確認してください。」

4. サビや劣化のチェック

エクストレイルはアウトドアや悪路で使用されることが多く、下回りやボディにサビが発生しやすい場合があります。購入前に車両全体をしっかりと確認し、サビや塗装の劣化がないかチェックすることが大切です。

注意点： 「海辺や雪国で使用されていた車は、特にサビが発生しやすいです。車体の下部やホイールアーチの周り、ドアの内側など、目に見えにくい部分も確認するようにしましょう。」

5. 中古市場の価格変動に注意

エクストレイルは人気が高いため、中古市場でも価格が高めに設定されていることが多いです。ただし、年式や状態によって価格が大きく変動するため、相場をしっかりと調べておくことが重要です。

注意点： 「特に新しいモデルや人気のグレードは、中古車でも値段が下がりにくいです。市場価格と状態を比較し、コストパフォーマンスの良い選択を心がけましょう。」

6. 試乗して車両状態を確認する

購入前には必ず試乗を行い、走行時の異音や振動、エアコンやナビなどの電装系が正常に動作しているかを確認することが重要です。特に中古車は見た目だけでは分からない不具合が隠れていることがあります。

注意点： 「試乗時にハンドルが取られる感じや、異常な振動、ブレーキの効きが悪い場合は、足回りやブレーキ系統に問題がある可能性があります。気になる点は販売店にしっかり確認しましょう。」

まとめ

エクストレイルの中古車を購入する際は、年式や装備、燃費、メンテナンス履歴をしっかりと確認し、サビや走行距離にも注意を払うことが大切です。購入前の試乗や状態確認を怠らず、安心して長く使える1台を選ぶことが、後悔しない中古車選びのポイントです。

ディーゼルの中古注意点を教えて？

エクストレイルのディーゼル車は、パワフルな走行性能と燃費の良さから人気がありますが、ディーゼル車ならではの注意点も存在します。ここでは、エクストレイルのディーゼルモデルを中古で購入する際の主な注意点をいくつかご紹介します。

1. DPF（ディーゼル微粒子フィルター）の詰まり

ディーゼル車には、排気ガスをクリーンにするためにDPFが搭載されています。このDPFが詰まるとエンジン性能が低下し、走行時に問題が発生することがあります。特に短距離走行が多い車両ではDPFにススが溜まりやすいため、中古車を購入する際は前オーナーの走行状況を確認しましょう。

注意点： 「短距離走行が中心の車両は、DPFの再生がうまく行われていない可能性があります。メンテナンス履歴を確認し、DPFの清掃や交換が必要かをチェックしましょう。」

2. インジェクターの不具合

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置であるインジェクターは、高圧で燃料を噴射するため重要な部品ですが、使用状況によっては劣化や故障が発生することがあります。インジェクターの不具合は、エンジンの不調や燃費の悪化に繋がるため、注意が必要です。

注意点： 「エンジンの始動時にカラカラと異音がする場合や、走行中にエンジンがスムーズでないと感じた場合、インジェクターの劣化が疑われます。修理費用が高額になることもあるので、事前にチェックしましょう。」

3. EGRバルブの汚れ

エクストレイルのディーゼルモデルには、排気ガスを再循環させるEGRバルブが搭載されています。このバルブが汚れると、エンジンの効率が低下し、燃費が悪くなったり、エンジン警告灯が点灯する可能性があります。

注意点： 「長期間メンテナンスが行われていない車両は、EGRバルブにススが溜まっている可能性があります。バルブのクリーニングが定期的に行われているか、メンテナンス記録を確認しましょう。」

4. アドブルー（尿素水）の使用状況

一部のエクストレイルディーゼル車には、排気ガスを浄化するためにアドブルーと呼ばれる尿素水を使用するシステムが搭載されています。中古車の場合、このアドブルーの補充やメンテナンスが適切に行われているかを確認する必要があります。

注意点： 「アドブルーの残量が少ないと、エンジンの出力制限がかかることがあります。過去のメンテナンス記録を確認し、定期的に補充されているかをチェックすることが重要です。」

5. ディーゼル特有のエンジンノイズ

ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べて若干のエンジン音が大きい傾向がありますが、異常に大きな音がする場合は内部の不具合が考えられます。試乗時にエンジン音を確認し、異音がないかチェックしましょう。

注意点： 「エンジン音が通常よりも大きい場合や、異常な振動を感じた場合は、エンジン内部の摩耗や不具合が疑われます。エンジンルームからの異音に注意しながら試乗を行いましょう。」

6. メンテナンスコストが高め

ディーゼルエンジンは耐久性が高い一方で、メンテナンス費用がガソリン車に比べて高くなる傾向があります。特にインジェクターやターボチャージャーの修理・交換は高額になるため、購入後のメンテナンスコストも考慮しておくことが大切です。

注意点： 「ディーゼルエンジンは長寿命ですが、インジェクターやターボが故障すると修理費用がかさむことがあります。予備の修理費用を見込んでおくことが賢明です。」

7. 排ガス規制への対応

ディーゼルエンジン車は、地域によって排ガス規制が厳しくなることがあります。特に都心部などでは、古いディーゼル車が走行できない場合があるため、使用地域の規制に合致しているかどうかを確認することが必要です。

注意点： 「特定の地域では、古いディーゼル車の排ガス規制が厳しくなることがあります。自分が住んでいる地域で使用できるか、規制を確認してから購入しましょう。」

まとめ

エクストレイルのディーゼルモデルを中古で購入する際は、DPFやインジェクターの状態、EGRバルブの汚れ、アドブルーの補充状況、エンジンノイズの確認が重要です。ディーゼル車特有のメンテナンスに注意しながら、車両の状態をしっかり確認することで、長く快適に乗り続けることができます。

中古でおすすめ年式を教えて？

エクストレイルの中古車を検討する際におすすめの年式は、個々のニーズによりますが、一般的には2015年以降のT32モデルが特におすすめです。この年式以降のモデルは、デザインや装備、安全性能が大幅に改善されており、快適性が向上しています。

具体的には、2017年のマイナーチェンジ後のモデルでは、自動ブレーキや車線逸脱警報などの安全装備が追加され、運転支援機能が充実しています。さらに、ハイブリッドモデルがラインナップに加わり、燃費性能も向上しています。都市部での燃費や静粛性を重視する方にとって、2015年以降のモデルは非常に魅力的です。

一方、オフロード性能や耐久性を求める方には、T31の最終年式（2013年）も選択肢として考慮されます。このモデルはオフロードでの走行に強みがあり、アウトドアや雪道での運転が多い場合に向いています。

T32とT31の税金を教えて？

エクストレイルは人気のSUVであり、T31型（2007年～2013年）とT32型（2013年～2022年）ではそれぞれ自動車税の違いがあります。今回は、それぞれの排気量や経年によって異なる自動車税の金額と注意点について解説します。

1. T31型エクストレイルの自動車税

エクストレイルT31型は2007年から2013年まで販売されていたモデルです。排気量は主に2.0L（1997cc）と2.5L（2488cc）がラインアップされています。

• 排気量1997cc（2.0L）の自動車税
  • 新車登録から10年未満：39,500円
  • 13年以上経過：45,400円（約15％増加）
• 排気量2488cc（2.5L）の自動車税
  • 新車登録から10年未満：45,000円
  • 13年以上経過：51,750円（約15％増加）

注意点

T31型は10年以上経過している車両が多いため、13年を超えると自動車税が上がります。また、古いディーゼルモデルや年式が経過したガソリン車に対しても割増されることがあるため、経年に応じた税額の確認が必要です。

2. T32型エクストレイルの自動車税

T32型エクストレイルは2013年から販売され、ハイブリッドモデルが導入された世代です。排気量は主に1.997cc（ガソリン）と、ハイブリッドモデルの2種類がラインアップされています。

• 排気量1997cc（2.0L）の自動車税
  • 新車登録から10年未満：36,000円
  • 13年以上経過：41,400円（約15％増加）
• ハイブリッドモデルの自動車税
  • 新車登録から翌年度分はエコカー減税により75％減税
  • 通常の税額は排気量に応じて36,000円

注意点

T32型のガソリンモデルは、T31型と比較して自動車税の額は同等ですが、ハイブリッドモデルは新車登録翌年度にエコカー減税が適用されるため、税負担が軽減されます。ただし、2年目以降は通常税率が適用されるため、購入時期によって異なることを把握しておきましょう。

3. 経年車にかかる税金の負担増加について

エクストレイルのようなSUVは、使用年数が長くなると自動車税の負担が増加することがあります。ガソリン車は13年以上、ディーゼル車は11年以上経過した場合、自動車税が約15％増加します。

• 新車登録13年以上のガソリン車
  • 通常の税率に対して15％増加
• 新車登録11年以上のディーゼル車
  • 通常の税率に対して約15％増加

4. 税金支払いの方法と注意点

自動車税の支払い方法にはいくつかの選択肢があります。

• 現金支払い（コンビニ・金融機関）
• 口座振替
• クレジットカード決済
• スマホ決済（PayPay、楽天Pay）

特に、車検前に支払いを忘れると車検が受けられなくなる可能性があるため、期日までに納税を済ませることが重要です。

まとめ

エクストレイルのT31およびT32型の自動車税は、排気量や年数に応じて異なり、特に経年車における税金の増加に注意が必要です。古いモデルの場合、購入前に税額や維持費を確認し、支払い方法を選んで、滞納しないように計画を立てましょう。

エクストレイルって運転難しいですか？

エクストレイルは、一般的に運転しやすい車とされています。特に、T32モデルでは運転支援システムが充実しており、初めてSUVに乗る人でも安心して運転できるよう工夫されています。例えば、自動ブレーキや駐車支援システムが搭載されており、狭い場所での駐車や衝突のリスクを軽減することができます。

また、視界が広く、運転席からの見晴らしも良好で、車幅や車長の感覚をつかみやすい点も特徴です。一方、T31モデルはやや車体が重いため、加速やハンドリングに慣れるまでに時間がかかることがあります。特に、都市部での細かい取り回しに不安を感じる方は、試乗して感覚を確認することをおすすめします。

オフロード走行が多い場合は、4WDモデルを選択することで安定した走行が可能です。ただし、大きな車体に慣れていない方や、狭い道路を頻繁に通行する方は、最初は慎重に運転することが大切です。

エクストレイルの中古で後悔するって本当？・まとめ