ハリアーのフルモデルチェンジの周期を解説！次は2027年の噂は本当か？

2024年10月10日2024年10月20日

ハリアーのフルモデルチェンジの周期は、過去のモデルチェンジの歴史を知ることで次回の予測がしやすくなります。本記事では「ハリアーのフルモデルチェンジの周期を解説！・基本情報」から、「初代（1997年-2003年）・基本情報」や「2代目（2003年-2013年）・基本情報」、「3代目（2013年 – 2020年）・基本情報」、そして現在の「4代目（2020年 – ）・基本情報」まで、ハリアー全モデルの詳細を紹介します。また、過去のハリアーのモデルチェンジの経歴をもとに、次のフルモデルチェンジが2027年に行われるのかという噂についても触れます。さらに、「ハリアーの最新のマイナーチェンジはいつですか？」や「新型ハリアーは2024年グレード別の価格を教えて？」など、よくあるQ&A形式で詳しく解説していきます。ハリアーのフルモデルチェンジ周期や人気グレードの情報も満載ですので、これから購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

記事のチェックポイント

ハリアーのフルモデルチェンジの周期とその背景
初代から4代目までのハリアー全モデルの基本情報
最新のハリアーのマイナーチェンジや次回フルモデルチェンジの予測
ハリアーの人気グレードや2024年の価格情報

ハリアーのフルモデルチェンジの周期を解説！・基本情報

ハリアー・基本情報

項目	内容
車名	トヨタ・ハリアー
車種カテゴリー	高級中型クロスオーバーSUV
初代発売年	1997年
販売国	日本、海外（レクサスRXとして販売されたこともあり）
コンセプト	高級サルーンの乗り心地と快適性を備えたSUV
ボディタイプ	5ドアクロスオーバーSUV
駆動方式	FF / 4WD
エンジン	2.2L 直4、3.0L V6（初代）
変速機	4速AT
製造会社	トヨタ自動車九州
特徴	高級感、快適性、SUVの実用性を融合

モデルチェンジの経歴

代目	フルモデルチェンジ	マイナーチェンジ	備考
初代	1997年12月	2000年11月	新ジャンル「高級クロスオーバーSUV」として登場。エンジン変更と特別仕様車の追加。
2代目	2003年2月	2006年1月	V6 3.0Lエンジンと2.4Lエンジンを採用。ハイブリッドモデル追加（2005年）。
3代目	2013年12月	2017年6月	デザイン刷新、ターボエンジン追加。ハイブリッドとガソリン車を統合。
4代目	2020年6月	2022年9月	新プラットフォーム採用、プラグインハイブリッドモデル追加（2022年）

初代（1997年-2003年）・基本情報

● 登場時期（販売期間）：
1997年12月～ 2003年2月

● コンセプト：
初代ハリアーは、「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」という新しいジャンルを開拓しました。快適な乗り心地と都市型SUVのラグジュアリーなデザインが特徴です。

● エンジン：

2.2L 直列4気筒（140PS）
3.0L V型6気筒（220PS）
後のマイナーチェンジで、2.4Lエンジンに変更。

● 駆動方式：
FF（前輪駆動）と4WD（四輪駆動）の2種類から選択可能。

● トランスミッション：
4速オートマチックトランスミッション（AT）

● 特徴的な装備：

特別仕様車「ハリアーザガート（ZAGATO）」が登場。イタリアのカロッツェリア「ザガート」とのコラボモデル。
ラグジュアリーな内装と高級感のあるデザインが特徴。

● 主な改良点：
2000年のマイナーチェンジで、エンジンのアップグレードとディスチャージヘッドランプの採用など、装備の強化が行われました。

このように、初代ハリアーは当時のSUV市場に新しいスタイルを打ち出し、快適性と高級感を兼ね備えたモデルとして位置づけられていました。

2代目（2003年-2013年）・基本情報

● 登場時期（販売期間）：
2003年2月～ 2013年10月

● コンセプト：
2代目ハリアーは、「ALL ROUND WINNER」をキャッチフレーズに掲げ、さらに進化した高級クロスオーバーSUVとして登場。初代モデルのラグジュアリーさを引き継ぎつつ、安全性や走行性能の向上を図りました。

● エンジン：

2.4L 直列4気筒（160PS）
3.0L V型6気筒（220PS）
2006年の改良で、3.5L V型6気筒（280PS）を追加

● 駆動方式：
FF（前輪駆動）と4WD（四輪駆動）の2種類を用意。

● トランスミッション：

2.4Lモデル：4速オートマチックトランスミッション（AT）
3.0L・3.5Lモデル：5速オートマチックトランスミッション（AT）

● 特徴的な装備：

最上級グレード「AIRS」には、電子制御エアサスペンションを採用。
世界初の「プリクラッシュセーフティシステム」をオプション設定。
2005年には「ハリアーハイブリッド」もラインナップに追加。

● 主な改良点：

2006年1月に一部改良され、エンジンが3.5L V6にアップグレード。
光軸調整機能付きディスチャージヘッドランプやVSC&TRCの標準装備化など、安全性を強化。
特別仕様車「ハリアーザガート（ZAGATO）」が再登場。

● 販売終了：
2013年10月に2代目モデルの販売終了。

2代目ハリアーは、安全性や快適性をさらに高め、SUVとしての走行性能も向上させたモデルです。ハイブリッドモデルの追加や電子制御技術の採用により、先進的な車として市場に広く受け入れられました。

3代目（2013年 – 2020年）・基本情報

● 登場時期（販売期間）：
2013年12月2日～ 2020年6月16日

● コンセプト：
3代目ハリアーは、「都市型クロスオーバーSUV」として進化を遂げ、スタイリッシュさと実用性を両立させたモデルです。プレミアムなデザインとともに、先進の安全装備や快適性を追求し、エレガントかつスポーティな印象を与えることを目指しました。

● エンジン：

2.0L 直列4気筒（151PS、ガソリン）
2.0L 直列4気筒ターボ（231PS、2017年6月追加）
2.5L ハイブリッド（197PS、システム合計出力）

● 駆動方式：

ガソリン車：FF（前輪駆動）、4WD（四輪駆動）
ハイブリッド車：E-Four（電気式四輪駆動システム）

● トランスミッション：

ガソリンモデル：Super CVT-i（無段変速機）
ターボモデル：6速オートマチックトランスミッション
ハイブリッドモデル：電気式無段変速機

● 特徴的な装備：

LEDヘッドランプ：全車標準装備
おくだけ充電：Qi対応のデバイスをワイヤレスで充電できる機能を装備
パノラミックビューモニター：車両の周囲をカメラで確認できる安全装備
先進安全装備：「Toyota Safety Sense P」を搭載し、衝突回避支援機能やレーダークルーズコントロールなどを標準装備。

● 2017年マイナーチェンジ：

2.0L直列4気筒ターボエンジンが新たに追加され、走行性能を強化。
外観では、フロントバンパーやグリルのデザインがリフレッシュされ、LEDシーケンシャルターンランプやパフォーマンスダンパーが搭載されました。

● ボディサイズ：

全長：4,725mm
全幅：1,835mm
全高：1,690mm

● 主なグレード：

ELEGANCE：普及グレード
PREMIUM：快適装備を充実させた上級グレード
PROGRESS：最上位グレード、JBLプレミアムサウンドシステムなどを標準装備
GR SPORT（スポーツモデル）：専用サスペンションや専用デザインを採用。

● 特別仕様車：

PREMIUM Style MAUVE（2015年）：内外装をダークカラーで統一した特別仕様車
GR SPORT（2017年9月）：GAZOO Racingのテストドライバーによる専用チューニングを施したモデル。

● 販売終了：
2020年6月に4代目ハリアーと入れ替わる形で販売終了。

3代目ハリアーは、プレミアム感を重視しつつ、燃費性能や先進の安全装備、スポーティなデザインを取り入れ、幅広い層に人気を集めました。特に、ターボエンジンの追加やハイブリッドシステムによる環境性能の向上が特徴です。

4代目（2020年 – ）・基本情報

● 登場時期（販売開始）：
2020年6月17日～現在

● コンセプト：
4代目ハリアーは「都市型クロスオーバーSUV」のプレミアムモデルとして、クーペのようなデザインとSUVの力強さを融合させたモデルです。スタイリッシュさ、快適性、安全性のすべてを兼ね備え、都会的なライフスタイルにマッチするSUVとして開発されました。

● エンジン：

2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン（171PS）
2.5L 直列4気筒ハイブリッドエンジン（システム合計出力：218PS FF / 222PS E-Four）
プラグインハイブリッド車（2022年9月追加、システム出力：306PS）

● 駆動方式：

ガソリン車：FF（前輪駆動）、4WD（四輪駆動）
ハイブリッド車：FF、E-Four（電気式四輪駆動システム）
プラグインハイブリッド車：E-Four

● トランスミッション：

ガソリン車：Super CVT-i（無段変速機）
ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車：電気式無段変速機

● 特徴的な装備：

Toyota Safety Sense：最新の安全支援機能を搭載（プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、交差点右折時の対向車検知など）。
調光パノラマルーフ：トヨタ初採用の調光機能付きガラスルーフ、室内の明るさを自由に調整可能。
デジタルインナーミラー：前後カメラの映像をデジタル表示する機能、後方確認がよりスムーズに。
パワーバックドア：ハンズフリー開閉機能付きで、荷物を持っている時にも便利。

● プラットフォーム：

GA-Kプラットフォーム（トヨタの最新プラットフォームであり、5代目RAV4と共通）

● ボディサイズ：

全長：4,740mm
全幅：1,855mm
全高：1,660mm
ホイールベース：2,690mm

● 主なグレード：

S：基本グレード、17インチアルミホイールやファブリックシート表皮を装備。
G：中級グレード、18インチアルミホイール、パワーバックドアなどを標準装備。
Z：上級グレード、19インチアルミホイール、ナッパレザーシート、カラーヘッドアップディスプレイなどを装備。
Z Leather Package：最上級グレード、本革シートやシートベンチレーション機能、快適温熱シートが追加装備される。

● プラグインハイブリッド車（2022年追加）：

Zグレードに設定。高出力電動モーターと大容量リチウムイオンバッテリーを採用し、環境性能と加速性能を両立。

● 内装：

プレミアム感を重視した上質な内装デザイン。新採用の「調光パノラマルーフ」や「12.3インチディスプレイオーディオ」、最新のインフォテインメントシステム「T-Connect」などを備え、快適なドライビング環境を提供。

● 2022年マイナーチェンジ：

一部改良とともに、プラグインハイブリッド車を追加。安全機能の強化、ディスプレイオーディオの12.3インチ化や新色のボディカラー追加などが行われました。

● 販売展開：

国内外での展開が強化され、特に北米市場では「ヴェンザ」として再登場。さらに中国市場でも現地生産が開始され、グローバル展開が進められています。

4代目ハリアーは、先進的な技術とデザインを取り入れ、ラグジュアリーな都市型SUVとして多くのユーザーに支持されています。特に、環境に配慮したハイブリッド車やプラグインハイブリッド車の導入によって、より幅広いニーズに対応しています。

ハリアーのフルモデルチェンジの周期

ハリアーのフルモデルチェンジの周期は、以下の通りです。

代目	販売期間	フルモデルチェンジの年	周期
初代	1997年 – 2003年	2003年	約6年
2代目	2003年 – 2013年	2013年	約10年
3代目	2013年 – 2020年	2020年	約7年
4代目	2020年 – 現在	次回未定	現在継続中

備考

初代ハリアーは1997年に登場し、2003年に2代目にフルモデルチェンジされました。約6年間の周期です。
2代目ハリアーは約10年という比較的長い期間販売され、2013年に3代目に移行しました。
3代目は7年間販売され、2020年に現行の4代目にフルモデルチェンジしました。
4代目ハリアーの次回フルモデルチェンジは未定ですが、過去の周期を考慮すると、2027年前後が噂されています。

ハリアーのフルモデルチェンジは約6～10年の周期で行われており、市場や技術の進化に応じてモデルチェンジの間隔が変わることがあります。

ハリアーのフルモデルチェンジの周期を解説！・よくあるQ&A

直近のマイナーチェンジはいつですか？

ハリアーの最新のマイナーチェンジは2022年9月26日に行われました。このタイミングでの改良点として、以下のポイントが挙げられます。

プラグインハイブリッド車の追加
このマイナーチェンジで、ハリアーにプラグインハイブリッドモデルが新たに追加されました。これにより、ハイブリッド車とガソリン車に加えて、さらに環境性能が強化されたモデルがラインナップに加わりました。
予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の機能向上
プリクラッシュセーフティが、歩行者（昼夜）や自転車運転者（昼間）の検知が可能となり、安全性能がさらに向上しました。また、交差点での右左折時に歩行者や対向車を検知できる機能も追加されています。
内装・装備のアップデート
デジタルインナーミラーに前後のカメラで録画できる機能が追加されるなど、利便性が向上しています。また、12.3インチのディスプレイオーディオや、車内Wi-Fiサービスのオプション追加など、最新のコネクテッド機能にも対応しています。

このマイナーチェンジにより、ハリアーはさらに安全性・快適性を強化し、最新技術を備えたモデルへと進化しています。

次のフルモデルチェンジは2027年って噂は本当？

次のハリアーのフルモデルチェンジが2027年に行われるという噂は、確定的な情報ではありませんが、可能性は十分にあります。トヨタのフルモデルチェンジのサイクルを見ると、過去のモデルチェンジ周期がだいたい7〜10年となっており、現行の4代目ハリアーが2020年に登場したことを考えると、2027年頃にフルモデルチェンジが行われる可能性が高いです。

過去のモデルチェンジの例としては、

初代ハリアー：1997年発売 → 2003年フルモデルチェンジ（約6年）
2代目ハリアー：2003年発売 → 2013年フルモデルチェンジ（約10年）
3代目ハリアー：2013年発売 → 2020年フルモデルチェンジ（約7年）

このように、ハリアーはおおよそ7〜10年周期でフルモデルチェンジが行われています。2027年頃には5代目モデルの登場が期待されるため、噂にある2027年というタイミングは現実味があると言えます。

ただし、正式な発表がないため、確定した情報が出るまで引き続き最新の情報をチェックすることをおすすめします。

新型ハリアー・2024年グレード別の価格を教えて？

申し訳ございません。以下の形式で新型ハリアー2024年のグレード別価格をまとめました。

グレード	価格（税込）	駆動方式	エンジン・ハイブリッド	WLTCモード燃費 (km/L)
Z（プラグインハイブリッド車 E-Four）	6,200,000円	E-Four	2.5L+モーター	20.5 km/L
G（ハイブリッド車 E-Four）	4,339,000円	E-Four	2.5L+モーター	21.6 km/L
Z（ハイブリッド車 E-Four）	4,848,000円	E-Four	2.5L+モーター	21.6 km/L
Z“Leather Package”（ハイブリッド車 E-Four）	5,148,000円	E-Four	2.5L+モーター	21.6 km/L
G（ガソリン車 4WD）	3,729,000円	4WD	2.0L	14.7 km/L
Z（ガソリン車 4WD）	4,238,000円	4WD	2.0L	14.7 km/L
Z“Leather Package”（ガソリン車 4WD）	4,538,000円	4WD	2.0L	14.7 km/L
G（ハイブリッド車 2WD）	4,119,000円	2WD	2.5L+モーター	22.3 km/L
Z（ハイブリッド車 2WD）	4,628,000円	2WD	2.5L+モーター	22.3 km/L
Z“Leather Package”（ハイブリッド車 2WD）	4,928,000円	2WD	2.5L+モーター	22.3 km/L
S（ガソリン車 2WD）	3,128,000円	2WD	2.0L	15.4 km/L
G（ガソリン車 2WD）	3,529,000円	2WD	2.0L	15.4 km/L
Z（ガソリン車 2WD）	4,038,000円	2WD	2.0L	15.4 km/L
Z“Leather Package”（ガソリン車 2WD）	4,338,000円	2WD	2.0L	15.4 km/L